本日はダブルヘッダ

三聲會ロゴ写真 文化・芸術

昼の部は、久し振りの能楽鑑賞。縁あってお誘いいただき、第一回三聲會(文字化けしないかな??)を観に目黒の喜多六平太記念能楽堂へ。

急に決まったこともあり、謡本での予習をしないままでの鑑賞となったのですが、楽しめました。迫力に満ちた舞囃子「高砂」で始まり、狂言「縄綯」でひとしきり笑って、小休憩の後に能「望月」。色味は抑え気味に紋様で華やかさを出したシテ、ツレの装束が美しく、しばし目を奪われてしまいました。

それと、最近パーカッショニストのライブに行く機会が多いせいか、囃子方に意識が行く時間帯もけっこうありました。舞囃子、能とも、笛、大鼓、小鼓に太鼓も入る4名編成で、間の取り方、シテとの間合いなど、色々と感じるものがありました。

上演前後のロビーでは、僕の人生にさまざまな影響を与えてくださっている大事な人達と久し振りにお会いして言葉を交わすことができ、パワーをいただいてきました。

さて、この後はアートカフェ1107で深町さんのピアノパーティです。

コメント

  1. みおの より:

    いろんな方との再会で、凄いパワーをもらったんだろうなと思います。
    埼玉の方もお能のこと日記に書いてましたよ。
    いつかいつかと思いつつ、いまだ未見のお能です。
    というよりも、お芝居じたい観に行けてません・・。

    私も精進しなければ。

  2. 小野 より:

    >> みおのさん

    能楽観賞はほんと久し振りだったんですが、思いのほか楽しめました。

    夜に行った深町さんのライブのMCで、「“音楽が趣味で、ライブに足を運ぶ自分”が好きなだけで、“音楽、ライブそのもの”が好きなわけではないという人も、世の中にはけっこういる」という話がありました。置き換えると、「“能楽観賞に足を運ぶ自分”が好きなだけではないか」という問いになる(そしてそういった側面も確かにある)のですが、それだけではなく、舞台を、空間を、楽しむことができたと思います。

    時間と予算と、両方やりくりが必要ですが、これからも機会を見てときどきは足を運ぼうと思っています。

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