昨日に引き続き、ギターの話題。今年の夏に購入したストラトキャスターについて。
ギターをメンテに出したいなー、でもその間ギター無しで過ごしたくないなー、ということで2本目を検討。セミアコがハムバッカーなので、シングルコイルのギターにしようというのはすぐに決まりました。何十万円もするギターには手が出ませんし、宝の持ち腐れになるのも目に見えているので、予算は5万円としました。
伊藤chakiさんを通じて大御所ギタリストH氏に相談したところ、「シングルコイルの1本目ならストラトキャスター。大量生産するための設計なので基本的に当たり外れがない。Fender Japanで5万円出せば間違いない」とアドバイスをいただきました。
当初は中古も検討していたのですが、良し悪し(価格相応かどうか)を判別する眼力が自分にはないだろうと考え、新品を購入することに。御茶ノ水の楽器屋にいき、店員さんにも相談しつつ、何本か試奏。普段、家ではアンプを通さないうえ、フロントPUが鳴らない状態なので、PU切替による音色の変化が楽しいったら。「ストラトキャスター面白れーー」。
ずっとローズ指板のセミアコを弾いていたこともありメイプル指板には違和感があって、ストラトキャスターもローズ指板のものにすることにしました。試奏したローズ指板のものは、握った感じもしっくりきたのですが、ラージヘッドというヘッドが大ぶりなタイプ。「ストラトキャスターはネックからヘッドにかけてスラリと細いもの」という印象があったので少し迷ったんですが、試奏しているうちになじんできました。
予算を少しオーバーしていたので価格交渉をしましたが、5万円までは下がらず。こういったものは一期一会だと思うので購入を決めてお持ち帰り。ギタースタンドをオマケしてもらいました。
購入したのはST72-USというモデルで、Fender USA製のビンテージPUを搭載しているのが売りのようです。ギターの音色を語れる知見は持ち合わせておらず、USA製のビンテージPUというのがどれくらいのモノなのかもよくわかっていないのですが、自分としては音にも満足しています。ビンテージという言葉からは「枯れた音」という表現を連想しますが、自分の印象としては、瑞々しく派手目な音です。自宅ではアンプを鳴らせないので、エフェクタからミキサに直結してヘッドフォンでモニタしながら弾いているんですが、弾いていて楽しくなる音です。
イエローホワイトのボディカラーも気に入っています。店に行く前は、色をどうするかもけっこう悩んでいました。もともと色としては青系が好きなんですが、ストラトキャスターだとサンバーストかなー、赤もいいよなぁーとかとか。でも最初のセミアコでも白を選んでおり、こういった淡い色合いが好みなのでしょう。ラージヘッド同様、試奏しているうちにどんどんなじんできました。
これから何十年か、ゆっくり付き合っていきたいと思います。
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自分のための覚書:
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BODY: BASSWOOD
NECK: MAPLE OVAL TYPE, 324 SCALE
FRETBOARD: ROSEWOOD, 184R, 21F
NUT WIDTH: 42mm
PICKUPS: ST-VINTAGE (U.S.A.)
CONTROLS & SWITCH: 1VOL, 2TONE, 5WAY SW
BRIDGE: DIECAST BLOCK S5D CURRENT
COLOR: YWH(イエロー・ホワイト)
定価79,800円(税込)
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http://www.fenderjapan.co.jp/fender/2008fender/strat/st72us.htm
2021年9月、JGHG coota "Soda"を購入する際に下取りに出しました。
デジマートに掲載され、その後、「ご指定のページは見つかりません」になりました。次のオーナーの元で、可愛がってもらえますように。