川崎哲平ベースクリニック@渋谷 池部楽器店グランディ&ジャングル 2012/6/22

川崎哲平ベースクリニック チケット画像 ベース

イケベのSadowskyイベントで川崎哲平さんのベースクリニックがあり、参加しました。アットホームで楽しく、ためになるイベントでした。参加して良かったです!

参加者は20名ほど。グランディ&ジャングル店内、B1ベースフロアに椅子を並べてのイベントで、チケット購入順に整列入場。本来なら2列目になるはずの番号でしたが先頭のグループが最前列に座らなかったようで、最前列・アンプ真ん前の席が回ってきました。 ラッキー♪

いつも現場で使っている自分の機材を持ち込んでガツンと弾く予定です!」とのツイート通り、アンプ/キャビネットはSadowsky AudioのSA200/SA210。アンプのセッティングはすべてフラット(12時)。その上に、オケを流すためのスピーカが置かれていました。

定刻になり、レジカウンタの奥から哲平さん登場。デモ演奏からイベントスタート! 使用ベースはアッシュボディ/メイプル指板のSadowsky Metro MS4で、スラップ中心のプレイ。「高音弦をスラップする際の不要弦のミュート」に悩んでいるので、ここぞと手元を凝視。ううーむ、わからん! もっと左手でミュートしているのかと思いきや、結構、3・4弦がオープンになっているなぁ。なんで共鳴しないんだろう?

ちなみに、オケの再生はMacBook Air。後半でメトロノームアプリを立ち上げたりされていたので、哲平さんの私物機材だったようです。こんなところにも親近感を覚えたり。

演奏が終わると、進行役のお店のスタッフが加わってSadowskyの紹介。チーフ・ルシアーの菊地さんもお見えになっていて、要所で補足なさっていました。

各モデルの比較がてら、店内のSadowskyを哲平さんが弾き比べ。自分で試奏するよりも客観的に聴くことができる貴重な機会でした。24フレットモデルやウィル・リーモデルを聴くことができ、とても参考になりました。そして、MetroのLimited Edition、キルテッドメイプルトップの2本(キャラメルバースト/タイガーアイ)の出音の違いが、とても興味深かったです。楽器は、仕様が同じでも1本毎に違うということを実感しました。

続いての質問コーナーでは、事前にメールで応募しておいた自分の質問(前述の、スラップ時のミュートのコツについて)も採用していただき、具体的でわかりやすい回答をいただくことができました。「握り込んでの左手親指ミュート」はギターと共通の手法ですが、「リアPU付近を右手上腕でミュート」というのは、目からウロコでした。手元ばかりに注目して、そこは見てなかった!(哲平さんのブログ2枚目の写真が、まさに、上腕ミュートを説明していただいているところです。)

他の参加者からの質問・それに対する回答も勉強になりました。「タイミングと音色が良ければ仕事は有る(弾く機会が多く訪れる)と思っている」といった意味合いのことを仰っていたのが印象的でした。

最後は再びデモ演奏。アルダーボディ/モラード指板のSadowsky NYC RV5で2フィンガー。

ちなみに、最後のデモ演奏に限らず、2フィンガーでは終始、リアPUの真上を弾いていました。以前に、ブログでATELIER ZのZPF-4500について「今まで指弾きするときに違和感を感じていたものがかなり解消されました。」と書かれていたこともあり、ピックアップフェンスに親指を乗せるものだと思い込んでいたので、意表を突かれました。

自分は、フェンスを取り付ける前はフロントPUに親指を乗せてPUのすぐ横を弾いており、フェンス装着による2フィンガーのピッキング位置のズレが気になっていたのですが、リアPUの上なら関係ない訳で。ZPF-4500を購入する気マンマンだったのですが、ちょっと保留しています。

そんなこんなで、あっという間の1時間でした。Sadowskyユーザとして、川崎哲平さんファンとして、とても楽しく、有意義な時間でした。是非また開催して欲しいです!

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