ウクレレを買いました。楽しい!
もう先月の話になりますが、機会があり本場のウクレレ専門店で無料レッスンを受けたところ、すっかりウクレレの虜に。現地では自重したのですが、帰国後、楽器屋さんを巡って、しっくりくる1本に巡り会いました。
レッスンで弾かせていただいたのはソプラノサイズだったのですが、ギター/ベースに慣れた身にはフレット間隔が狭くて難しく感じたため、最初は、テナーサイズで検討していました。
しかし、あれこれ試奏させていただくうちに、考えが変わりました。テナーは、フレット間隔がギターに近いぶん、音にもギターっぽさがあるように感じられ、せっかくウクレレを弾くなら、よりウクレレらしい音の、ソプラノサイズが良いように思ったのです。
いろいろと弾き比べてみると、同じコア材のソプラノサイズでも、音色や弾き心地はさまざま。Keliiは、爪でしっかりストロークしたときの音、親指の腹で優しく弾いたときの音のどちらも心地良いこと、7〜10フレットあたりの単音のサステインが良好なこと、そして何より、抱えた感じがしっくりくることが決め手となりました。
購入すればセッションに持ち込みたい性分なので、ピックアップ内蔵タイプを、と思っていたのですが、ピックアップは後付けもできるので、生音重視で選びました。
2〜3万円くらいのエントリーモデルから入るつもりだったので予算はだいぶオーバーしていましたが、最初の1本が自分にとっての「ウクレレの音」の基準になるということもあり、思い切って連れて帰ることにしました。
ハワイ製、ハワイアンコア単板、ソプラノサイズで12フレットジョイントの16フレット仕様で、ナット&サドルはローズウッド。ギアペグでチューニングしやすいのも助かります。
バインディングやパーフリング、ロゼッタなどの装飾のないシンプルな出で立ちですが、光の当たる角度によって金色〜赤銅色に表情を変えてキラキラと煌めくコアの輝きが素晴らしくて、眺めているだけでも幸せな気持ちになります。
そして、手に取って爪弾けば、循環コードをジャカジャカ鳴らすだけでも楽しくて、いつまでも弾いていたくなります。
良い楽器に巡り会うことができました。
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