昨年オーダーしていたAddictone Custom JM Modelエレキギター、USA製のボディ&ネックがコロナ禍でなかなか入荷せずオーダーから1年以上を要しましたが、ついに完成しました!
オーダーのきっかけは、緊急事態宣言期間中にJPシリーズのオーダーセールをやっていたこと。
直近で依頼したFGCC Brass-Top Teleのリフレット&セットアップがとても良かったため、Addictoneのギターを1本は入手したいという気持ちが高まっていました。
Addictoneといえばオリジナルモデル“Arena”が筆頭に上がりますが、Arena以前は、ジャズマスタータイプに特色があるという印象を持っていました。
ジャズマスタータイプはこれまで所有したことがないのですが自分の好みに合いそうと感じており、この機会にオーダーしよう! と決めました。
JPシリーズのセールにオプションを追加していく方向で検討していたのですが、JPシリーズは“プリセット回路無し”で仕様が固定されており変更が効かなかったため、Customシリーズで作っていただくことに。
当初はプリセット回路無しで構わない気持ちだったのですが、検討の過程でFenderジャズマスターを楽器店で試奏させてもらった際に、思いのほかプリセット回路でToneを絞った音色が良くて、方針変更しました。
メイン回路のToneと抵抗値が異なりますし、ジャズマスタータイプを初めて所有するので、まずはフル機能を経験できる仕様がベターと判断しました。
実際に、完成したJMを弾いた感触としても、プリセット回路の音色も使いでがある感じで、搭載して良かったです。メイン回路でフロントP.U.を選択したときと、プリセット回路にしたときと、(どちらもVol.・Toneとも全開でも)音色がガラッと変わります。
JPシリーズよりも価格がだいぶ上がりましたが、そのおかげで、ナット幅41.3mm、“細め厚め”のネックプロファイルにすることもできました。
これは1月に購入したAddictone Classic Modernと同じネックプロファイルなのですが、Classic Modernが9.5インチ〜12インチのコンパウンドラディアスなのに対して、JMはフラットな12インチで、握り心地はJMのほうがモッチリとした厚みを感じます。
ボディはアルダー。ネックは柾目のローステッドフレイムメイプルで、バインディングあり。
フレイムメイプルネックですが、マッチングヘッドストックにしました。塗り潰すのではなくシースルーで、フレイムも見える仕上がりです。
指板はローズウッド。鍔出しの22フレットでブロックポジションマーク。
指板ラディアス12インチ、フレットはJescar #55090。これはb3 SL-Kと同じ仕様にしました。
ピックアップはLindy Fralin。AddictoneのJMモデルでは定番のピックアップです。
重量は、体重計での計測ですが、およそ3.6kg。
ルックス、音、弾き心地、すべて満足しています。ジャズマスタータイプを所有するのが初めてなので、いろいろと新鮮で楽しいです。じっくりと付き合っていきたいと思います!
Addictone Custom JM Model #413
Specification
- アルダーボディ
- フルラッカー塗装
- Deep Blueシースルーカラー
- マッチングヘッドストック
- 柾目ローステッドフレイムメイプルネック
- ナット幅:1-5/8″(41.3mm)
- ネック厚み:.845″ at 1st fret / .975″ at 12th fret
- 指板:ローズウッド
- 指板ラディアス:12インチ
- ブロックインレイ&セルバインディング
- 鍔出し22フレット
- フレットワイヤー:Jescar #55090
- チューナー :Gotoh SD91 MG-Tロックペグ(Addictone標準)
- USA製 茶べっこう柄ピックガード
- プリセット回路あり
(Addictone標準仕様はプリセット非搭載) - ピックアップ:Lindy Fralin
(クリームカバーに換装) - ソンブレロノブ(ブラック)
- Jim Dunlop STRAPLOKロックピン
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