いろいろ、といっても2つだけですが。
矢野顕子さとがえるコンサート2004 スペシャル<with くるり>@渋谷NHKホール 12/12
アッコちゃんこと矢野顕子さんの毎年恒例『さとがえるコンサート』、今年は、ニューアルバム『ホントのきもち』に参加した岸田繁氏率いる(でいいのかな?)『くるり』との競演バージョンがあり、そちらに行ってきました。チケット手配はいつも連れに任せているんですが、今回は1階P2列中央付近という、とても良い席に恵まれました。感謝。
『くるり』については全然情報を持っていなくて、今回が正真正銘ファーストコンタクトだったんですが、岸田氏はOTこと奥田民生氏を髣髴とさせる雰囲気を持っていました。あと、ミヤこと宮沢和史氏にもちょっと通じるところがあるような。
最初、アッコちゃんが一人でピアノ弾き語りをし、後半で『くるり』との競演、というスタイルだったのですが、率直に言ってソロの方が良かったです。バンド(E.Gt.×2+Dr.+B.)によって、ヴォーカルが弱められてしまって(ありていに言うと聴こえづらくなって)いました。これはミキサー側で調節すべきことかもしれませんが。あと、ステージにかなり近い席だったからかも。
一方、もう一人の参加者レイ・ハラカミ氏も、途中登場して何曲か競演したんですが、こちらは素晴らしかったです。CDで聴いたときは今ひとつピンとこなかったんですが、ホールの音響で聴くと別世界。心地よいサウンドに引き込まれてしまいました。テクノ侮るべからず。
sadida@渋谷KABUTO 12/26
今年最後のライブは、sadida。場所はおなじみ渋谷KABUTOです。
用事があって1部の途中で会場入り。前回と違って、コーラス隊を上手に、キーボードを下手に配置していました。前回はKey.&Vo.のHIYAMAさんがリハのときに「モニター全然聴こえない!」と苦労されていたので、そのあたりの絡みでしょうか。
CHAKIさんがリードギターで、サンタナを何曲か演ったのが印象的でした。前回はバッキングに徹していたイメージを持っていたので、リードギターを弾きまくるCHAKIさんが新鮮でした。
それと、1部と2部との幕間に、CHAKIさんが高校生のころに作った歌を何曲か弾き語り。これを聴けたのは貴重な経験といえるでしょう。当時の仲間がギター&コーラスで参加していて、譜面をまったく見ずにバッチリ演奏していたのも羨ましく思ったり。CHAKIさんもMCで「コイツ俺の歌をほんと良く覚えてて。作った自分は忘れちゃってるのに」といったことを話していました。
sadidaもお遊び曲をいくつかやって、ウケたものあり、スベッたものあり。これはこれでsadidaらしいとも思いつつ、真剣モードの曲数を減らさないでもらうほうが嬉しいような……。
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