MASSA@恵比寿アートカフェ1107 4/22

行った順番にすべて書くのは断念して、書き上がっているものから順次レポートすることにします。というわけで、まずは先月のMASSAから。

圧倒。熱気。迫力。この夜のMASSAを文字で表現するとすれば、こんな言葉になるでしょうか。

先月に引き続き、MASSAを聴きにアートカフェ1107へ。今回は友人の希望もあり、前回の深町さんピアノパーティに引き続き、上手側のスツールに陣取りました。定刻を少し過ぎたところで開演。トリオでの即興から、『硝子の月』へ。

アートカフェ1107でのMASSAも、今日を含めて残すところ2回。だからといって何か変えるわけではなく、いつもどおりに演ります、とマサさんはいっていましたが、ここがなくなってしまうのは残念というより悔しい、という言葉が、想いが、音になって現れたかのようでした。マサさんのパーカッションが、炸裂!! 熱く激しく、エモーショナルなプレイを魅せてくれました。僕の大好きな『Snake Oil』でも、ジェンベ叩きまくり。昨日のDUOが静寄りだった反動か、シンバルも素手でバシバシ鳴らして、迫力の演奏。エレキパーカッションにちょっとトラブルがあったのですが、ものともせずに場を支配するマサさん。さすがです。

『Apology』の緊張感。『on the edge of time』では刹那さ。『I Climb Your Mountain』『Meet Your Child』では深みを。

ユタさんこと細井豊さんの叙情的なハーモニカが響く『微風』を、再び聴くことが出来たのも嬉しかったです。太田さんのヴァイオリンも優しく寄り添います。

1部、2部を通して全体的に、3名ともが声(ヴォーカル/ヴォイス)を出すシーンが多かったように思います。キーボードの細井さんが積極的にコーラス/ヴォイスで絡んでいたのが印象に残りました。

ヴァイオリンの太田さんは、ヴォーカル、ヴォイスにも存在感があり、聴かせてくれます。既成曲だけでなく、即興曲でもヴォーカル/ヴォイスでのアプローチが多かったように思います。彼の声の独特の存在感が大好きなので、たくさん聴くことができて嬉しかったです。

アンコールがまた圧巻でした。ユタさんのキーボードに、太田さんのヴァイオリン&ヴォイス、マサさんは声にパーカッションに大暴れ。春の嵐が吹きすさぶ『風の掟』。圧倒されました。

やっぱりこのバンド、ただ者じゃない。熱に浮かされたような、熱い一夜でした。

コメント

  1. 銀シマ より:

    銀シマこと、稜城です。

    読んでるだけで、バンドの熱さが伝わってきました。

    実際に聴いたわけじゃないのに、何故か各人の音楽への深い想いが
    想像出来ました。
    きっと会場では聞き手側の受け取る空気がさらにバンドの熱気を
    盛り上げて、一体感に包まれたのでは…?

    アンコールの情景の中にそれが感じとれましたよ~♪

    MASSAにすごく興味が湧きました、レポートありがとです~♪

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