久し振りに、ライブの感想です。4月15日・16日に日本武道館で開催された「アニメロミックス presents 田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2011 SPRING *Mary Rose*」に、両日とも行ってきました。いやー、楽しかったです。
“ゆかりん”こと田村ゆかりさんのライブは、前回のSTARRY☆CANDY☆STRIPEツアーから足を運ぶようになりました。その前のツアー「Princess a la mode」のBlu-rayは何回も観ましたし、最新アルバム「シトロンの雨」、そして最新シングル「プラチナLover’s Day」はしっかり聴き込んではいたものの、旧譜(の口上)のチェックまでは手が回らず。予習不足ではありましたが、充分、楽しむことができました。
2日間とも2階席でしたが、初日は南で、ほぼ正面から舞台全体を見渡すことができました。左右に大型ビジョンが用意されており、ゆかりんのアップはそちらで観られるのですが、この公演は映像化されるとわかっていたので「生でしか観られないところを観よう」と、ビジョンはほとんど観ずにステージ上に注目していました。
ゆかりんのライブは、歌やダンス、衣装なども含めた総合的なエンタテインメントだと思いますが、自分にとってはバンドサウンドがかなりのウェイトを占めています。今回はホーンセクションが加わったゴージャスなバンド構成で嬉しかったです。
バンド“桃色男爵”は手練揃いですが、中でも“JACK”こと増崎孝司さんのギターは鮮烈です。ライブに足を運ぶようになったのは、彼がバンドに居るというのも大きいです。「恋に落ちたペインター」での、ES-335のカッティング&ソロが特にグッと来ました。
2日目は東(上手)で、かなり近くからステージを観ることができました。上手側のドラムス、ベース、サックスだけでなく、下手側のキーボードもよく見える位置でした。“Pたん”こと新澤健一郎さんのアグレッシブなプレイは見応え、聴き応えがありました。
タオルを振り回す曲があったので、2日目には公式グッズのマフラータオルも購入。グッズには手を出すまい、と固く心に決めていたのですが、あっさりと誘惑に負けてしまいました。勢いでリストバンドまで購入する始末です。
ただ、公式グッズを身につけたら、気持ち的にすごくラクになりました。客席の一体感が楽しいところも魅力でライブに来ているのですが、それまではまだ、ちょっと気持ちが外側にありました。公式グッズを身につけることで、少しだけでも内側に入れた気分です。
自分が二十歳そこそこだった頃は「お約束」があるライブが好きではなかったのですが、客席も含めて一丸となって盛り上がるのも楽しいものです。跳び曲「Gratitude」は両日とも完走しました。
今回、宙吊りのゴンドラで歌う演出があり、ゴンドラが上がっている間は祈るような気持ちでした。「震度5以上の地震が来たら公演中止」という条件だったので、無事に終了して良かったです。次回のツアーにも是非足を運びたいです。
最後に、両日ともチケット確保できたのは、妻の絶大なる協力のおかげです。いつもありがとう!
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