このところ、革製品にハマっています。まずは先月、m+(エムピウ)のミッレフォッリエ IIP 25 ブルーを購入しました。
最初は、abrAsusの「薄い財布」を検討していました。
これまで、財布は、収容力重視で選んできました。「札入れ・小銭入れとも、仕切りがあって分類収納できること」が必須条件でした。ただ、これだと財布ひとつあれば安心な反面、スラックスやジャケットのポケットに入れるには大き過ぎるという問題があり、次の財布はジーンズやスラックスの尻ポケットに入れられるものにしよう、と思っていました。
そんな折り、lifehacking.jpの記事から「薄い財布」を知り、「厳選した5枚のカードを持ち歩く」というコンセプトに惹かれました。ちょうど、部屋の片付けで「まずモノを減らすこと!」 に取り組んでおり、財布についても、なんでもかんでも入れておくスタイルを見直すことで、よりシンプルで小気味良い日々を送れるのではないか、と、なんだかワクワクした気持ちになったのです。
ですが、「薄い財布」は、熟慮の末、見送ることにしました。自分は、免許証及び保険証は常に携行したいのですが、この2枚をカードスペースに入れると、完全に容量不足なのです。財布の他にカードケースを「常に持ち歩く」のでは本末転倒です。やっぱり自分の財布には、ある程度の収容力が必要だと思い直しました。
「薄い財布」の情報を収集する中で、巡り会ったのが、ミッレフォッリエです。収容力がありつつコンパクトな財布ということでAllAboutで絶賛されており、この財布が自分のライフスタイルに合うか想像してみたところうまくハマりそうだったので、試してみることにしました。
これまでは「小銭入れは2ポケット必須」としていたので、ボックスタイプは避けてきました。ミッレフォッリエだと小銭入れだけでなく札入れも1ポケットになりますが、綿密なシミュレーションの結果、どちらも使えると判断しました。
決め手は、カード収納の形態です。1枚ずつスリットに入れる方式だと、どうしても中心が膨らんでしまいます。マチつきのポケット方式にまとめて収納する方式は、今使っている財布で便利さを実感しており、ポケットの向きも今の財布と同じなので、使い勝手を継承できそうと判断しました。購入から一ヵ月近く使ってみて、この判断は正解だったと悦に入っています。
デザイン、寸法、素材、収容力、使い勝手。総合的に考えて、エムピウのミッレフォッリエ2に決めたのですが、そこから色を決めるのに、また随分悩みました。m+のサイトで検討していたときは、ブッテーロのブルーの質感がとても魅力的でほぼ決まっていたのですが、いざ購入しようとおもって検索してみたら、ショップオリジナルでブッテーロのオレンジやミネルバリスシオのオルテンシア(オールレザー)などもあることを知って、心揺れ動きました。
いったんはオルテンシアに決めたのですが、m+のショップ(蔵前橋)で質感・色味を確認してみようと思い立ち足を運んだら、なんとブッテーロのブルーがアウトレットに! 内側の豚革に擦り傷があるためだと思いますが、外観はまったく問題無し。大げさですが、運命を感じました。オルテンシアが(液晶画面で見ていた印象よりも)緑寄りな色味だったこともあり、アウトレットのブルーを連れて帰ることに決定! 同じ革を使ったペンケース「rotolo SUEDE(ロトロ スエード) blue」もアウトレットにあったので、一緒に連れて帰りました。
ミッレフォッリエのほうは、毎日、ハンカチで乾拭きしています。ロトロスエードも、最近は毎日磨いています。一ヵ月で、だいぶ艶が増してきました。「清潔感のあるエイジング」をスローガンに、永く大事に使おうと思います。
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