レーコ号を手放しました

GSX1100SR KATANA レーコ号 日記・コラム・つぶやき

先日、“レーコ号”こと、GSX1100SR KATANAを手放しました。

2度目の車検切れからおよそ9年。いつかまた乗りたいという未練が断ち切れず、ナンバーにも思い入れがあったので廃車にもせずに、車検切れのままずっと実家の車庫に眠らせていました。

ベース購入をきっかけに、自分自身の時間の使いかた、日々の過ごしかたについて改めて考えたとき、バイクに乗り維持管理することよりも、楽器演奏能力のレベルアップに注力したい自分が居り、そんな自分を素直に受け止めることができたので、ようやく踏ん切りをつけることができました。

KATANAのスペシャリストで、レーコ号を購入したお店でもあるユニコーンジャパン(旧 神戸ユニコーン)に電話して、出張買取をお願いしました。

当日は晴天に恵まれ、絶好の撮影日和。お別れの前に、iPhoneで写真をいっぱい撮りました。やっぱり、KATANAは格好良いバイクです。陽光に煌くシルバーのタンク&カウリング。凝ったデザインのチョークレバー。純正の大きなウィンカーも自分は好きです。サブフレームを兼ねたエンジンガードも、我ながら良い選択だったと思います。

GSX1100SR KATANA チョークレバー

査定には、代表の池田さんが来てくださりました。すごく久し振りにお話しできて良かったです。

走行距離は9465kmですが、ガソリンを抜かずに何年も放置していたため状態はかなり厳しいとのこと。でも、池田さんは「なんとかしますよ」といってくださりました。今は、その言葉に希望を託して、次のオーナーに沢山乗ってもらえることを祈るのみです。

朝の写真撮影のときから、寂しくも穏やかな気持ちでレーコ号との別れと向き合っていたのですが、レーコ号を載せたユニコーンジャパンの車を見送ってしばらくしたら突然こみ上げてきて、その後の数日は思い出しては感傷的になっていました。この気持ちを忘れずに、今まで以上に真剣に音楽に取り組んでいこうと思っています。

レーコ号、今まで本当にありがとう。

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