Super try初ライヴを終えて

Super Try 演奏風景 LIVE

2016年6月5日、リードギタリストとして参加しているSuperflyのコピーバンド「Super try」の初ライヴが、無事に終了しました。

KOUJIドラム教室プレゼンツ vol.7 SUPER ROCK NIGHT!!」という発表会ライヴで、下は小学生ドラマーから高校生バンド、上は熟年のベテランバンドまで、さまざまな年齢のミュージシャンが参加する、和気藹々の楽しいイベントでした。

「Super try」も、最年少は20歳、最年長は50歳台という、幅広い年齢構成です。

今回、ヴォーカルのトモさんにお誘いいただきました。

トモさんとは、故・村上さんのお通夜で今年3月に知り合ったばかりで、お会いしたのもその一度きりだったのですが、私がFacebookのプロフィール写真でギターを抱えていることから、「ロックなギター弾けますか?」とメッセージをいただき、何度かのやり取りを経て、参加することを決めました。

お声掛けいただいてから本番までが1ヵ月ちょっと、という短期間で、どれだけできるか見通しは立っていませんでしたが、バンド名が「Super try」すなわち「超・挑戦」ということで、思い切ってトライすることにしました。

演目は「Beep!!」「愛と感謝」「Beautiful」の3曲。

「Beep!!」はベースでコピーしたことがあってバンドスコアを持っており、他2曲もインターネットでバンドスコアをダウンロード購入。原曲ではギターが3本も4本も入っているので、どのフレーズを弾くか、実際に弾いてみながら検討しました。

「Beep!!」は、ベースとユニゾンのリフが多かったため、ギターソロ以外は割とすぐに弾けるようになりました。ギターソロについては、完全コピーは最初から志向せず、弾けるフレーズに簡略化しました。原曲の雰囲気を残しつつ簡略化できたと思います。

「愛と感謝」は、イントロ&間奏のリードギター以外はアコースティックギターのストロークをなぞることにしたので、こちらも難易度は低め。

最大の難曲が「Beautiful」。イントロがギターのアルペジオのみで始まるのですが、何を隠そう、私はアルペジオが大の苦手なのです。

また、当初は2曲目に「Beautiful」を演る予定だったのですが、この曲だけカポタストを使用するので、脱着時間を節約するため、曲順変更してラストの曲に。

で、エンディングも、ギターのアルペジオのみになるのです。「終わり良ければすべて良し」ということで、エンディングのアルペジオは失敗できません。譜面通りに弾くことは早々に諦めて簡略化し、日々特訓。その甲斐あって、本番では大怪我せずに弾くことができました。

セッションやオープンマイクでないライヴのステージは経験が浅く、ギタリストとしてライヴハウスに立つのは初体験で、ちゃんと演奏できるか、ということもさることながら、ライヴハウスでギタリストとして振る舞えるか、ということも大いなる挑戦でした。

音作りに関しては、アンプで調整する余裕は無いと判断、足元で歪みを作ることにして、エフェクタボードを組みました。

初めて組んだペダルボード

アコースティックシミュレータAC-3からストロボチューナーST-200を経由してディストーションDS-1、ターボオーヴァードライヴOD-2、最後にディジタルディレイDD-7。

エフェクタボード(MUSIC WORKSエフェクター・バッグンボード「EBB2-M/BK」)の他、アコースティックシミュレータ、ディジタルディレイが新規購入。パッチケーブルも数本購入したのでかなりの出費となりましたが、今後も活用して、元を取りたいと思います。

ギターは、手元でのヴォリーム操作のし易さを重視して、ストラトキャスターを起用しました。

Super Tryにて起用したストラトキャスター

ライヴハウスの設備を調べて、同じアンプがあるスタジオで個人練習したのも効果がありました。MarshallのJCM900なのですが、「触ったことのあるアンプ」にしておいたことで、不安要素をひとつ減らすことができました。

それでも、サウンドチェックではやたらと緊張してしまって、諳んじていたはずの「Beep!!」のリフが弾けない! 焦って嫌な汗をかきまくりでした。

ただ、サウンドチェックで「緊張する」という儀式を済ませたことで、本番ではさほど緊張せず、純粋に楽しむことができたので、悪くなかったと思っています。

「超・挑戦」としては、本番に日が近くなってからコーラスにもトライしよう! と思って、「Beep!!」のサビの1フレーズ、「愛と感謝」のサビの追っかけヴォーカルを歌うことにしました。

本番では、ハモりではなくオクターヴ下をなぞる感じになりましたが、「リードギタリスト兼コーラス」の経験を積むことができました。

できなかったこととしては、サウンドチェック、本番とも、各エフェクタのセッティングを確認せずに演奏してしまいました。バッグから出し入れする際にノブが回ってセッティングが変わる可能性は充分にある訳で、今回は出音がおかしくなるようなトラブルには至りませんでしたが、次回からはちゃんと確認できるようになりたいです。

会場の川崎セルビアンナイトは、ギターの出音を抑える傾向のようで、録音した音源ではギターの音量が小さく感じますが、ライヴではドラムス、ベース、ヴォーカルが強めのほうが聴きやすいと思うので、不満はありません。

セルビアンナイト:スケジュールボード セルビアンナイト:路上から見た入口の写真

Special thanks 1: 新澤健一郎さん。私は、傾向としては緊張して萎縮してしまいがちなのですが、以前に新澤さんがFacebookに投稿なさっていた、“直前に「できる!できる!」と言っているだけで恐ろしいくらい打率が上がる。これいいな。”という言葉を頼りに練習を積み本番に臨んで、良い結果を得ることができました。素晴らしい啓示をありがとうございました!

Special thanks 2: ナガオカ智さん。今回、リードギタリストとしてバンドに参加することを決断できた背景として、渋谷Wasted Timeのセッションで、智さんに教えていただいた「If My Heart Had Wings」(Faith Hill)をセッションすべく、ギターソロの耳コピーに挑戦したことが大きく影響しています。あの経験が無かったら、尻込みしていたかもしれません。きっかけを与えてくださったナガオカ智さん、改めて、ありがとうございました!

総括としては「楽しかった! 参加して良かった! またやりたい!」です。

「Super try」バンドメンバー、リハーサルから本番当日まで色々とお世話になったKOUJI先生、今回のイベントで知り合った皆様、今後ともよろしくお願いします!

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