オークション調達機材、2つ目は、ZOOMのマルチエフェクタG3です。コイツ、想像していた以上に強力なパートナーになりそうです。
G3の存在は、キーボーディスト/コンポーザーの“きちょう”こと片桐久尚氏に教えていただきました。さらに、新進気鋭のギタリスト外園一馬氏が、ボードに組み込んでライヴで使用しているのを何度か観て、「いずれ入手すべき機材」として意識していました。
それまでの所持エフェクタは、オーヴァードライヴ、ディストーション、ブースター、ディレイ、アコースティックシミュレータ、イコライザ。次に狙うのはコーラスやリヴァーブといった空間系と決まっていました。
この他に、昔むかーしに買ったKORGのA5というマルチエフェクタも持っていて、これの空間系はなかなかイケているのですが、自分は、マルチよりもシンプルで直感的に音作りができるコンパクトペダルエフェクタのほうが性に合っているようで、「A5を活用する」という考えは浮かびませんでした。
G3は、コンパクトベダルを模したフットスイッチ&3ノブが3つ連なっているデザインで、マルチでありながらコンパクトペダルのように扱えそうなところが魅力的でした。また、バッキング/ソロそれぞれのパッチを作り込んでおいて、フットスイッチで瞬時にパッチを切り替えられるであろうことも加点ポイントでした。
新品での市場実勢価格は1万4千円くらいで、これでも充分安いと思いますが、一度、イケベ楽器のバーゲンに5千円で出たことがあり、これは買い逃したのですが、片桐きちょうから「オークションなら8千円くらいで入手できる」との情報もいただいており、コンパクトペダル1台分の出資で色々なエフェクタが入手できるというのは、かなりお買い得だと感じました。
Marshallアンプ出品のために数年振りにヤフオク!に参加した流れでG3もチェックしたところ、かなりの数が出品されており、何度かトライした結果、送料込み8千円以下で落札することができました。
2時間くらいかけて、全エフェクトをざっとチェック。「後段の空間系」のつもりで入手しましたが、アンプシミュレーションの歪みもイイ感じで、これ1台で完結できる曲も結構ありそうです。イイ音で鳴らしていると練習にも熱が入ります。良い買い物をしました。今後、ギタリストとしてもギターヴォーカルとしても、G3を中心に据えて音作りをしていくことになりそうです。
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