12月15日に池部楽器店グランディ&ジャングルで開催されたBass Meetingに行ってきました。思っていた以上に収穫があり、楽しかったです。簡単にログを残しておこうと思います。
「岩切信一郎、本気の公開試奏!」と銘打ち、プロのベーシストが購入前提でSadowskyを試奏しまくるという企画。岩切さんはお初ですが、入場無料(ただし要予約)でSadowskyをいろいろ聴き比べられ、プレゼント(後述)まであるということで、スケジュールが空けられたので前日に予約して参加しました。
購入検討しているのが4弦ということで、試奏はすべて4弦。試奏といっても、短めのオケ音源に合わせて弾くことが多く、最後2曲はギタリスト石井裕一郎さんも加わって、ちょっとしたインストアライブ状態。
アッシュ/メイプルから始まり、アルダー/ローズ、TYO製Ultra Vintageタイプ、ソープバーの24フレットと、司会進行役のグランディスタッフ立崎さんの解説を交えながら、とっかえひっかえ弾き倒し! いろいろなタイプの音の違いを客観的に聴き比べることができました。
岩切さんがメインで使用中という、かなりハードなレリック加工がされたアルダー/ローズのFender JASS BASSも用意されていて、Sadowskyのアルダー/ローズ(RV4)と弾き比べる一幕も。アクティブ/パッシブの違いがあるので同列での比較はできませんが、興味深かったです。Sadowskyのほうが輪郭がはっきりしているように感じました。
余談で、立崎さんから「レリックのほうがクローゼットクラシックよりも塗装が薄い」という解説もありました。
一番印象的だったのは、ローステッドメイプルのMV4LE。指板もローステッドで、重心が低くなった感じの図太い出音でした。乾燥させることで、より硬質に向かうのかと思っていたので、意外でした。
ウィル・リーモデルやPJレイアウトのタイプが無かったのが残念といえば残念ですが、充分にSadowskyサウンドを堪能しました。各モデルに共通することとして、タッチの強弱や2フィンガーのゴーストノートなど、右手のニュアンスがダイレクトに出力されるのが印象的でした。
最終的に、岩切さんはイケベ・オリジナル・カラー「Black Cherry Trans」のキルテッド・メイプルトップにメイプル指板のMV4LEを選んでおられました。
参加特典として、「アンケートに答えると、Ssadowsky Polish & clothをプレゼント」というのがあったのですが、「アンケート省略で全員プレゼント」になっていました。無料イベントにも関わらず太っ腹です。有り難く頂戴しました。
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