今日、秋葉原PAGODAにて、切込隊長率いる『The Kitchen Guys Band(KGB)』がライブを演るので聴きにいってきます。
僕は2ちゃんねる方面に疎くて、切込隊長についても「名前は見たことがある」という程度だったんですが、色々とweb巡回している中で偶然に氏のweblogに行き当たり、その軽妙洒脱な文章に惹かれて、今ではすっかり定期巡回コースになっていたりします。(このSMALL-FIELDブログ開設も、氏のweblogにかなり触発されています。)
そのweblogから窺い知れる氏の日常は、相当に多忙だと思われるのです。にもかかわらず、バンド組んで定期的にライブを行なっているのです。
氏は相当の才覚の持ち主のようであり、自分を同列に並べて比較するのはおこがましいという気持ちもありますが、それでも僕は思ったのです。
仕事の忙しさを、音楽活動停滞の理由にするのはやめよう、と。
日々との折り合いをつけながら活動を続けている実例として、KGBとROSSA(今度ちゃんと紹介します)、この2バンドは自分の中で大きな存在です。
前回のライブも、実は覗きにいってまして、楽曲はけっこう自分好み。前回は新加入メンバーがいたこともあり、リハ・合わせが足りないかな? と感じた部分もありましたが、ステージ全体は十分楽しめる内容でした。演奏面では、ギター・キーボードとも、ソロパートはもっとボリューム上げたり音色に変化をつけたりして、前に出てくればいいのに、と感じたのですが、さて今回は。
コメント
今さらですが感想など。
今回、キーボードは存在感がありました。『カラス』のアコーディオンっぽい音色とかいい感じで。自分の立ち位置の違い(前回:下手スピーカ真ん前、今回:客席最後尾中央)によって、聞こえ方が違うのかもしれません。
池ぽん(サポート・ギター)は、もっともっと自己主張していいと思います。終演後にお話する機会があったのでそこで直接伝えた内容になりますが、要所でおいしいオブリを入れているのに、音量・音質とも細くて前に出てこないのが勿体なく感じました。
ヴォーカルのファルコ氏ともお話する機会があり、キーのことや『自分の色を出す』ことなどについて話しました。ライブで聴く限りは、キーが低いために楽器の音に埋もれてしまうときがあるので、もう少しキーを上げたほうがいいのでは…と思っていたのですが、通販でCDも購入して聴いてみると、CDでは低音域で艶のあるセクシーな歌声で、これがファルコさんの持ち味なんだろうな、と。そうすると、P.A.やエフェクトで折り合いをつけるべき問題なのかも知れません。
ベースのロバート氏は、安定していて音にも存在感があり、いうことナシ。(記念すべき初トラックバックありがとうございます!)
ドラムは、堅実に、というところでしょうか。年齢ネタと絡めて体力問題が取り沙汰されますが、ちゃんとペース配分してるのでしょう。
隊長は、酔っ払ってたとのことですが、プレイはしっかりこなしてたと思います。あと、MCうまいです。さすが。
総評。しっかりまとまったステージだったと思います。楽しかったです。