矢野顕子@Blue Note TOKYO 7/21

AKIKO YANO GROUP

もう、1週間前の話になってしまいましたが…『アッコちゃん』こと矢野顕子さんのライブで表参道ブルーノート東京へ行きました。

自分はブルーノート初体験。漠然と、鋭利で敷居の高いイメージを持っていたのですが、そんなことはなく上質で快適な空間でした。チャージも飲食もいいお値段するだけのことはあります。

これまでアッコちゃんを聴きにいっていたのは大きいホールばかりだったので、飲食しながら聴くというスタイルは新鮮な感じがしました。

でも普段行ってるライブは、基本的に飲みながら聴いてるわけで、「あ、いつものノリでアッコちゃんを聴けるわけだな」と思ったら気が楽になったというか、肩の力が抜けたような感じで、リラックスして場
を存分に楽しむことができました。アッコちゃんを聴くときはいっつもリラックスしてるといえばそうなんですけど。

席は、同行者の希望もあって、指使いと表情と両方が見える入り口近く(ステージ向かってやや左側)の最後尾に。後ろは通路を挟んでカウンターという位置。

で、全然狙ってたわけではないのだけれど、その通路ってアーティストの入退場経路だったのです。目の前をアッコちゃんが通ったさー! アンコール後、最後の退場時には握手もしてもらったさー!!

ステージは『電話線』に始まり、アンコールも含めて1時間半があっという間に感じられる内容で、濃密で幸福な時間を過ごすことができました。P.A.のバランス、ピアノがやや弱かったような気もちょっとだけ
するんですが、強くするとその存在感が出過ぎてしまうのかもしれません。

アンソニー・ジャクソンの6弦ベース(正式にはコントラベースギターというそうです)が、毎度のことながら独自の世界を作り出していました。自分の席からは彼の指使いをけっこう見ることができたのですが、単音弾きの場合の右手、ソフトタッチは親指で、ハード目のときは人差
し指で弾き、かなり早いフレーズでも中指をまず使わないのが印象に残りました。

また来年も演ってくれないかなぁ。

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