毎月の最終土曜に、恵比寿のアートカフェ1107で定例開催されている、深町純さんのピアノパーティーに、久し振りに行ってきました。
お題拝借コーナーでは、自分もお題を出させていただきました。これが偶然、深町さんの「重要な曲」(Departure in the dark)の出だしと同じメロディということで、演奏後、その曲のイメージから完全に離れることはできなかった、といようなことをおっしゃっていました。原曲を聴いてみたいのですが、CD絶版で再発も難しいみたいです。
MCは、春節(中国の旧正月)に滞在した上海の土産話が中心。そこから、爆竹のイメージを織り交ぜた賑やかな曲なども演りました。他にも、暖冬への警鐘など、深町さんの「ブレない芯」を感じる話を聞くことができました。
終演間際のMCで、衝撃の発表がありました。ビルの建て直しの関係で、5月いっぱいでアートカフェが店仕舞いとのこと。一年後くらいに近隣で再オープンする計画はあるようですが、こういったスペースはひとつところに永く在り続けることで醸し出されるものがあると思っているので、残念です。
いつもは通路までいっぱいなイメージがあるのですが、この日は座席にも余裕がある状態でした。深町さんも「今までで最も少ないかもしれない」とおっしゃってました。この場所でのピアノパーティーは、泣いても笑ってもあと三回。一人でも多くの人に、このパーティーを体験してもらいたいと願います。
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