Roger Sadowsky Talk Session in Tokyo@池部楽器店 2012/10/21

池部楽器店 Bass Collection 5th Anniversary 特別イベント「Roger Sadowsky Talk Session in Tokyo」に行ってきました。貴重な時間、大いに刺激を受けました!

トークセッションは、主催者がある程度質問を用意していて、それにRoger氏が答える形式。Sadowskyブランドの生い立ち、沿革から始まり、ウィル・リーやマーカス・ミラーとの出会い、彼らの逸話。楽器製作の哲学、指板の仕上げの工夫。木材と音との関係。ウィル・リー、タル・ウィルケンフェルドの最新Gear情報などなど。何度も話したことがあると思われる質問もありましたが、どの質問に対しても、真摯に力強く、ときにはジョークも交えながら、タップリと語ってくださりました。

質問コーナーでは、現在のSadowsky NYCでRoger氏が実際に製作に携わっている部分を知りたいといった質問があり、各工程のチェックや最終セットアップだけでなく、指板の仕上げはすべてRoger氏が行なっているとのことでした。また、顧客とのコミュニケーション(オーダリクエストのヒアリングなど)も、Roger氏が対応しているとのことでした。

Roger氏のトーク、とても聞き取りやすかったです。落ち着いた話し振りで、説得力がありました。かなりゆっくり話してくださっていたのだと思いますが、ある程度知っている話が多かったこともあり、8割方は直接理解することができました。

トークセッション終了後はサイン&2ショット撮影の時間が設けられ、満面の笑みで撮影に応じてくださりました。一方、自分の表情の固いことといったら! 意識していなかったのですが、かなり緊張していたみたいです。

写真撮影後、一言だけですが英語でコミュニケーション。「この写真、facebookでシェアしても良いですか?」 →「 もちろん!」という、本当に簡単な会話なんですが、直接お話しして意思疎通することができ、とても嬉しかったです。

通訳は、日本の輸入総代理店であるオカダインターナショナルの社長さん。Sadowsky TYOのチーフルシアーである菊地さんもいらしていて、技術的な内容について補足説明をする場面もありました。菊地さんには、帰り際に自機のメンテナンスで気になっていたことについて相談してアドバイスをいただけました。

事前の案内では「1時間程度の予定です」となっていましたが、終わってみれば2時間以上の長丁場。貴重な時間を惜しみなく割いてくださったRoger氏に感謝します。Roger氏の飾らない人柄、確固たる製作哲学に触れて、Sadowskyがますます好きになりました! 参加できて良かったです。

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