シンライン・テレキャスター改造完了!

ギター

もう先月のことですが、M.I.J Pedalsに依頼していたシンライン・テレキャスターの改造が完了しました。

Superflyのコピーバンド「Super try」が継続的に活動する運びとなり、「ハムバッカーのエレキギターが必要な気がする」とFacebookに投稿したところ、M.I.J Pedalsの前田さんから魅力的な提案をいただいてスタートした今回の改造。結論を先に述べると、「やって良かった! これだ!」です。

ベースとなる機体は、盟友Shirowから譲り受けたFender Japanの2ハム・シンライン・テレキャスター。これに搭載されているピックアップ「ワイドレンジハムバッカー(ラージハムバッカー)」も良い音なのですが、一般的なハムバッカーとは音色がかなり異なります。この機体なら、シングルコイルからの換装と違って追加のザグリが必要なく、いつでも元に戻せるので、これを換装しようという計画です。

換装用に選定したピックアップは、Seymour Duncanの「Hot Rodded Humbucker Set」。フロント(ネック側)が「SH-2n Jazz」、リア(ブリッジ側)が「SH-4 JB」のセットです。

このセットは、サウンドハウスで税込14,904円と、バラで2つ揃えるよりもかなり割安。正直なところ、「どのピックアップが良い」といった知見やこだわりがまったく無いので、メーカが推奨するコンビネーションで前田さんのお勧めなら間違い無かろうということで決定。

Jazz/JBともオープンタイプのピックアップですが、外観のバランス・好みから、ピックアップカバーを別で調達して装着してもらいました。

ピックアップのサイズが元のそれよりも小さくなるため、ピックガードも新規作成。純正はホワイトパールですが、こちらも前田さんのお勧めで、クリームパール(ビンテージパール)に変えてみました。だいぶ雰囲気が変わって、良い感じです。ナチュラル塗装の上だとコントラストが足りないかも、と思っていましたがそんなことはなく、シックに仕上がりました。

Fender Japanシンライン・テレキャスター改造後 全体写真 Fender Japanシンライン・テレキャスター改 ビフォアアフター

せっかくピックガードを換装するので、コントロールの並び順を、ヴォリュームの操作性を重視した配置(PUセレクタ/マスターVol./マスターToneを、マスターVol./PUセレクタ/マスターTone)に変更。

ヴォリームポット、トーンポットはMONTREUXのBourns 500kΩ(Vo.はBカーブ、ToneはAカーブ)、PUセレクタ(トグルスイッチ)は同じくMONTREUXのショートタイプ。選定はすべて前田さんに一任しました。

8月某日、完成の報があり、引き渡し場所のアムリタ・カスタム・ギターズへ。

Amrita看板写真

アムリタではE-Toneの試奏ができるのですが、リアピックアップで鳴らすと、最高にゴキゲンなサウンドです。1時間以上、弾きまくりました。FenderとGibsonとで弦間ピッチが異なる(Fenderのほうが広い)のですが、上手く調整していただき、出音のバランスはまったく問題無し、

Super tryではリアをメインで使うことになる見込みですが、リアだけでなくフロント、センターもそれぞれキャラクタがはっきりしており、特にセンターのクリーントーンはかなりイイ感じです。Fenderっぽさを残しつつ、ハムバッカーの量感を得ることができたように思います。

ヴォリュームノブの配置をPUセレクタと入れ替えたのも操作性良好です。期待通り、いや、期待以上の仕上がりで、大満足。Super tryは、このギターにE-Toneがあれば磐石です。E-Tone購入の予算を捻出しなければ……。

前田さん、ありがとうございます! Shirowにも感謝。

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