HARVEST 2012@山野楽器 2012/12/8

JGHGギター展示 ギター

11月21日から12月20日まで山野楽器銀座本店で開催されていた、Jersey Girl homemade guitars(JGHG) & Freedom Custom Guitar Research(FCGR)の展示販売イベント、HARVEST 2012にいってきました。JGHGの素晴らしいギターの数々を間近で鑑賞。「いつかはJGHG!」の想いを強くしました。だいぶ時間が経ってしまいましたが、ログを残しておこうと思います。

JGHG RintyFCGRはベースもかなり出展していましたが、JGHGは一本のみ。これがすごく魅力的で、参りました。JGHG & FCGRの両社が同じ木材を用いて製作するという、HARVESTのためのスペシャルモデル、「Rinty」です。

4弦で、24フレット仕様ですがカッタウェイが浅めでスラリとしたプロポーション。キラキラとしたウィングのキルテッドメイプル。

会場をぐるぐると回ってはRintyの前に戻る、というのを何度か繰り返していたところ、お店のスタッフさんが試奏を勧めてくださりました。せっかくの機会なので20分ほど弾かせてもらいました。

持って最初に感じたのが、ネックの細さ。かなり細身なのですが、しっかり感があり、弦高も低くて弾きやすかったです。

ピックアップはPJタイプで、音のバリエーションが豊富です。特に、フロントのPタイプがイイ感じでした。リアPUは、かなりブリッジに近い位置にマウントされているので、単独で使うよりも、フロントにブレンドして輪郭の色付けに用いるのが良さそうに思いました。

JGHG Rinty ピックアップ部

バンド練習帰りだったのでmyストラップを持参しており、それを付けて立って弾かせてもらったのですが、軽い! 腰痛持ちの自分には重要なポイントです。楽器の軽さに反して出音は図太く、特にE弦のずっしり感が印象的でした。抱えた感じもしっくりと馴染んで、いつまででも弾いていたくなりました。

気になった点としては、自分の弾きかたの問題か試奏アンプの味付けか、E弦10~12フレットあたりの音程感が曖昧に感じました。それと、ネックが細身なため弦間が狭めで、スラップのプルにはちょっと慣れが必要そうでした。あと、左手がこのネックに慣れると他のベースのネックを太く感じてしまうのがちょっと怖いのと、ポジションマークが見辛かったというのがあるのですが、この辺りも慣れで克服できる問題だろうと思っています。

後日談として、数日後に仕事が早上がりできたので、その辺りをもう一度確かめようと山野楽器に突撃したのですが、Rintyは調整のため里帰り中でした。残念……。いやでも、仮に懸念点がすべて払拭できたとしても即購入できるわけではないので、ゆっくり恋い焦がれるくらいで丁度良いのです。

試奏はしませんでしたが、ギターも、美しく、魅惑的でした。間近でじっくりと見て、質実剛健な印象を受けました。カラフルなウッド・インレイの芸術性から、なんとなく華奢なイメージを持っていたので、ちょっと意外に感じました。でもよく考えれば、Tsuyoshiさんの現場でガッツリ活躍しているわけで、タフさを併せ持っていないわけはないのですよね。

冒頭にも書きましたが、「いつかはJGHG」という想いを強くしました。いつかは!

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